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薄暗い部屋に入ると、親父は無言で俺の方に振り返り、俺に迫ってきた。
「ひろと・・・・我慢できねぇ」
そう、吐き捨てるように言うと、その巨体はいきなり俺に抱きついてきた。あまりの勢いに俺はよろけたが、親父はがっちりと俺を抱きしめ支えた。俺も親父の体にしがみつくように抱きつき、予想以上の体の厚み、ごつさに酔いしれた。親父の作業服につつまれた体は汗と埃とタバコの匂いがし、たまらない男臭さだった。

「キス・・・しようぜ」と、親父は照れくさそうに俺を見つめてつぶやいた。俺はだまって頷いた。

親父のかすかなタバコの匂いがしたととたん、親父の肉厚な唇が荒々しく俺の唇を覆った。はじめは唇と唇を擦り合せた。絶妙な快感が唇に走る。親父の無精ひげがジョリジョリと俺の顔を刺激する。そして、ゆっくりとしかし力強く親父の舌が俺の唇を拡げた。生暖かいザラっとした感触が俺の唇を刺激する。俺も、親父の舌にまとわりつかせるように舌を親父の口にねじ込んだ。親父の舌のざらつきと俺の舌のざらつきがお互いを刺激する。舌が絡み合うクチュクチュいう音とヒゲがジョリジョリこすれる音、親父の荒い興奮した鼻息しか俺の耳に入ってこない。こんなキスがうまい男は初めてだ、俺はもう気がおかしくなりそうだった。親父は、ねっとりと俺の口の中で舌を巧みに動かす。喉の奥まで舌を入れたかと思うと、俺の舌の脇を舌先でツツーと動かしたりしてきた。

「ふー、たまんねぇな」親父はため息をもらし、俺を見つめてつぶやく。親父の目はするどいながらも優しい眼差しだった。
「親父、キスうめぇな」と俺ははにかんで言った。

そして、勢いよくまた俺の口に吸い付いてきた。おれは、親父の頭や背中、ケツや太ももを両手でさすった。親父のスポーツ刈りの頭や太いたくましい首、弾力のある背中、手におさまりきらないでかいむっちとした固いケツ、丸太のようなぶっとい太ももの感触も思う存分味わう。そして、親父の汗と油、泥汚れをたっぷり含んだ少ししめった感じのする作業服のいやらしい感触もたまらなかった。親父も俺の体を一つ一つ確かめるようにゆっくりと力強く愛撫してきた。キスの気持ちよさと愛撫される気持ちよさで俺の気持ちは更に高まる

密着した親父と俺の体。親父と俺の股間も密着している。親父のギンギンにおったったチンポが俺の下腹部に当たり存在を知らせてくる。親父は俺の口に吸い付いたまま、少し腰を揺らし俺の下腹部に圧力をかけてくる。親父の固い物体が俺のチンポに当たったり擦れたりした。

しばらくキスをして、ゆっくり口を離した親父は、
「ひろと、チンポしゃぶれや」と少し声を荒げてそう言い放った。



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